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8年の軌跡 Part12『噓だらけの工事監理報告書その2』

8年の軌跡 Part12『噓だらけの工事監理報告書その2』
 
8年の軌跡として「公園緑地整備工事(交付金)(仮称)油ヶ淵水辺の学習館建築工事」の出来事を当時現場担当従業員らの記録と裁判所提出済証拠をもとに振り返って掲載しますのでご覧ください。
 
主な登場人物の相関図はこちら
 
Part12『噓だらけの工事監理報告書その2』
「平成24年2月24日 工事監理を終了しましたので、建築士法第20条第3項の規定により、その結果を報告します。一級建築士 矢野勝也、 一級建築士事務所 中央コンサルタンツ」と連名で被告愛知県に工事監理報告書が提出されていた。要するに建築士矢野勝也が、工事監理を終了したので、その結果を約800頁の文書で被告愛知県に報告したのである。裁判を起こしたので工事監理報告書の内容を知る事ができた。通常我々国民がその内容を知る事は無い。そこに付け込み矢野勝也、三宅安(やすし)、天谷重治、野本敬弘、中西昌典、桜井種雄、山田貴広、北川善己(よしき)ら8名は一心同体となり、この出鱈目な報告書を作成していたのである。出鱈目な工事監理報告書を裁判で、図々しくも証拠(乙15号証)として提出してきたのである。
※志を持って職務を全うされている愛知県職員の方々との区別をする為に実名を記載しています。
 
その工事監理報告書を抜き書きすると(乙15号証 P606)、
出席者は、27年11月24日建築工事中間検査 / 検査員:加納主任専門員 / 発注者:天谷補佐、三宅主査、野本主査 / 施工者:M、K / 監理:矢野、浅野 と記載され、現場指摘概要と称して下記の6項目が報告されているのである。
・風が強いので転倒に注意し、安全巡回をすること。→安全遵守で。
・以前指摘を行った鉄筋養生はそのままであるのか。→施工者回答なし
・以前水を抜くように指摘を行ったが、そのままであるのか。→施工者回答なし。
・地中梁の下端はどのように埋めるのか。→施工者回答なし。
・型枠をいいものをつかっていないようであるか。→施工者回答なし。
・鉄筋の斫り後の養生、基礎天端欠け、型枠がセパの位置によりコンクリートが破裂している。
※わかりやすくするため→を追加しております。
 
6項目を当社保管の録音データで検証してみると、
 
・以前指摘を行った鉄筋養生はそのままであるのか。→施工者回答なし
加納
「色々あるかも知れんけど、それまでの間、そんじゃぁほかっといて良いかって、そういうもんじゃないしね」
当社従業員K
「ここまで話が伸びるとは思ってなかったっていうのはあります。
※公共建築工事標準仕様書6.9.6には、~設計図書に適合しない場合は、監督職員の指示を受けた方法により補修を行ない、補修後直ちに監督職員の検査を受ける。となっているが、監督職員が指示をしないので工事が進められない。)」
(平成28年版にはなるが https://www.mlit.go.jp/common/001472791.pdfのP52) 
加納
「それもあるんだな、うん。だけどある時何とかその辺は踏ん切り付けて欲しかったな、どっちかっていうと。よし、それじゃ取合えず(現場)状況見ましょうかね、」
 
当社従業員Kが、「ここまで話が伸びるとは思ってなかったっていうのはあります。(公共建築工事標準仕様書6.9.6には、~設計図書に適合しない場合は、監督職員の指示を受けた方法により補修を行ない、補修後直ちに監督職員の検査を受ける。となっているが、監督職員が指示をしないので工事が進められない。)」と、回答をしており、「施工者回答なし」とは作り話しであった。
 
・以前水を抜くように指摘を行ったが、そのままであるのか。→施工者回答なし。
当社従業員M
「溜まった時は。水替えをして。」

加納
「ポンプで抜いたんだね。」

当社従業員M
「はい。」
 
「以前水を抜くように指摘を行ったが、そのままであるのか。」などと言う指摘は、されてい無いが、当社従業員Mから水替えの状況及び水を抜く方法の説明をしているので、「施工者回答なし」とは作り話しであった。
 
・地中梁の下端はどのように埋めるのか。→施工者回答なし。
加納
「要はこれの埋め戻しだよね。締めるの?」

当社従業員K
「締固めですよね。」

加納
「ここは当然埋戻しとしての締固めするよね。」

当社従業員K
「はい。」

加納
「そうだよね。そうすると締固めはやっぱり上から締めないとなかなか締まらないもんで、何か工夫がいるよね。何かやる?今言えんかもしれんけど、それも含めてだけどさ、うん。どういうもん?」

当社従業員M
「うーん。」

加納
「水締めで何かそういうの考えんと、いかんって事だよね。」「要は上からやるような感じだね。」

当社従業員M
「そうです。」
 
当社従業員Mが水締めして締め固めると、回答しているので、「施工者回答なし」とは作り話しであった。
 
 
・型枠をいいものをつかっていないようであるか。→施工者回答なし。
当社従業員K
「型枠屋さんもベニヤの結構値段が上がって、転用回数が増えているは、増えているのですけど。」

加納
「あ、本当。」
 
 
当社従業員Kは、「型枠屋さんもベニヤの結構値段が上がって、転用回数が増えている」為だと、回答しているので、「施工者回答なし」とは作り話しである。
 
鉄筋の斫(ハツ)り後の養生基礎天端欠(テンバガ)け型枠がセパの位置によりコンクリートが破裂している。
鉄筋の斫り後の養生について、
加納
「養生しっかりしとかないと。こういう錆も、こう出ちゃうと、あれだもんで。大事だよ。」

当社従業員M
「それは電気屋さんのパイプ。」

加納
「あー、そういうことね。」
 
電気設備工事の問題であり矢野勝也により、当社は濡れ衣を着せられたのである。
 
基礎天端欠け、
加納
「欠けとるけど。」

当社従業員M
「型(枠)ばらす時に多分(型枠に)乗っちゃったコンクリートをとった時。」

加納
「あー、こういうあれで。」

当社従業員M
「一緒にとれ(欠け)ちゃった。」

加納
「検査でもね、出来ばえあるからね。」
 
構造体としての指摘は無いが、見た目にも気を付けるようにと加納が説明している。
 
型枠がセパの位置によりコンクリートが破裂している。
当社従業員M
「それセパの。」

加納
「セパの位置が悪かったんだな。」

当社従業員M
「位置が外過ぎたんです。」

加納
「外過ぎたんだな。」
加納
「外過ぎただな。これどうすんの?」

当社従業員M
「取って直しますっていう事です。」
 
側面に設置されていたセパレーター(対面する型枠の間隔を保持するためのφ7mm程度の金具のこと)によりコンクリートが欠けたのであり、コンクリートが破裂とは作り話しである。
また裁判では、爆裂(爆裂は基礎内部の鉄筋が錆びなどによって膨張し、コンクリートに大きな亀裂が生じている状態のこと)などと主張している。矢野勝也は、一級建築士として、恥ずかしい虚偽を繰り返しているのである。
 
建築工事中間検査の一部始終、約80分に及ぶ録音データを検証したが、全くのでっち上げどころか、作り話であった。
濡れ衣を着せられた事が歴然としている。
※この内容を確かめたい方は、是非お問合せの上、当社にて録音データを体験して頂きたい。
 
追伸
 
建築工事中間検査に於いて重要なことが、記載されていないので紹介したい。
加納
「型枠取っただけで、あれ(セパ穴)も埋めてくれてないんだね?」

当社従業員M
「(矢野と三宅が、補修方法が決まらないと)埋めるなという事なので。」

加納
「取った状態で見たから。」

「そのままなんだね。」
当社従業員K
「(矢野と三宅が)やること(補修方法が)決まらないと触っては、(駄目)って話なので。」

加納
「(現場を進める事が)どうかなって思ったんだね。」
 
 
要するに、やるべき作業(セパの穴埋め)をなぜ行わないのかと、加納が指摘したので、当社従業員Kが矢野勝也と三宅安(やすし)が工事を進めては駄目だと指示されている事を説明しているのである。しかし、矢野勝也、三宅安(やすし)、天谷重治らの指示によって、工事を中断していたという不都合な事実は、隠蔽されているのである。
 
この様に、出鱈目な作り話や、隠蔽によって、作成された監理報告書は、endlessに不正が蔓延しているので全てを紹介するとなると、1年ぐらい掛かりそうなので今回のタイトルは、『噓だらけの工事監理報告書その2』とした。
 
三宅安(やすし)、天谷重治、野本敬弘は建築工事中間検査の立会をしていたにも関わらず、この出鱈目な工事監理報告書を受領しているのである。組織的に隠蔽を図り、虚偽主張を繰り返し、原告に対するいじめ・嫌がらせ行為を継続的に行ってきた当事者である。もしも、建築工事中間検査の録音データが存在しなければ、被告愛知県が証拠提出した矢野勝也作成の工事監理報告書(乙15)等の証拠の信用性が高いとして、被告愛知県の主張が簡単に信用され、被告愛知県の思い通りの判決となったであろう。しかし、当社が提出した録音データ等が証拠となり、被告愛知県の主張が虚偽だらけである事は、明らかであり、被告愛知県による当社従業員に対する一連の非道ないじめ・嫌がらせ行為は、公権力による人権侵害行為である事も明らかである。これらの非道な行為を矢野勝也、三宅安(やすし)、天谷重治、野本敬弘、中西昌典、桜井種雄、山田貴広、北川善己(よしき)ら8名が結託し集団で繰り返し行ってきた事が公正な裁判によって明らかにされる事を期待している。
 
 俺は何度でも言う、国民から集められた税金は、公共サービスとして使われ、公務員の給料もすべて国民の税金から払っている。国民から集められた税金は、公共サービスとして使われる税金であるはずであるが、矢野勝也、三宅安(やすし)、天谷重治、野本敬弘、中西昌典、桜井種雄、山田貴広、北川善己(よしき)ら8名の自己保身の為に惜しみもなく使われている。また、非道ないじめ、嫌がらせによる工事の進行の妨害(隠蔽、捏造,改竄、改変、私文書偽造という犯罪行為)を結託して集団で繰り返し行っていた三宅安(やすし)、天谷重治、野本敬弘、中西昌典、桜井種雄、山田貴広、北川善己(よしき)らの給料もすべて国民の税金から払っているという事を忘れてはいけない。結局のところ、お前たちは我々国民を愚弄しているから、お前たちが得意とする団体戦、即ち口裏合わせをして数の力で、相手を陥れる事が出来てきたのだろうが、このような不正行為が何時までも、罷り通るなどと思うなよ、録音データ、まだまだ温存している証拠によりお前たちの悪行が終幕する日は、刻々と近づいているのだ。
 
 
悪因悪果
 
 
「公園緑地整備工事(交付金)(仮称)油ヶ淵水辺の学習館建築工事」には交付金が交付されている。
即ち日本国民の問題でもある。
 
Part13 予告 『噓だらけの工事監理報告書その3』
 
次回は10月30日配信予定です。
お楽しみに。
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