8年の軌跡として「公園緑地整備工事(交付金)(仮称)油ヶ淵水辺の学習館建築工事」の出来事を当時現場担当従業員らの記録と裁判所提出済証拠をもとに振り返って掲載しますのでご覧ください。
Part5 『闇』
一方的に事請負契約解除通知書が郵送されてきた平成28年1月29日より一カ月程度をロールバックしてみたい。
2015年12月21日
建設総務課 山田貴広に対して当社従業員は、「7日付で出させて頂いた申出書に対して、16日付で愛知県から、“工事関係者に対する措置請求について(通知)”を頂いて、その回答内容が事実に反しており応じられませんので、という事がありましたので。」わかりやすく解説するならば一級建築士矢野勝也の“いじめ、嫌がらせによる工事の進行の妨害(虚偽、隠蔽、捏造,改竄、改変、私文書偽造即ち犯罪行為)を具体化した150項目”を発注者(大村秀章知事宛)に対して書面を提出することで発注者(大村秀章知事)に解決をつけてもらおうと試みたが発注者(大村秀章知事)は妨害の事実はないと判断されたということである。
「証拠ありますので、県の職員さんが騙されている可能性がありますので、事実確認をされた方がよろしいと思います。」と再考を促したが、山田貴広は、「中央(コンサルタンツ)が、建設部を騙してるってことですか?」 「(妨害を具体化した150項目に)〇✖を付けて、大半が✖だったので、おおむねとかですね、大半だとかはですね、その辺はわざわざ書かなくてもいいって事を専門家に頂いたので、事実に反すれば、事実に反するという回答をさせて頂きました。」と、取り合おうとしない。当社従業員は、「県の方(建設総務課)が騙されていると思います。」と再度、再考を促すが、山田貴広は「県の回答した人間(知立建設事務所長)が、その検証した人間(知立建設事務所の職員)に騙されているんじゃないかって事ですか。」 「騙されるも何も、一心同体でやっているので。そういうあれ(不正)は、ちょっと出来にくいんですけれども。」などと終始、聞き入れようともしなかった。そもそも一心同体とは “複数の人間が心も体も一つになるほど強く結びつくことである。” 不正の調査において組織の人間が心も体も一つになってしまったら、調査フローが形骸化したり、業務が属人化してしまって、不正の調査がしにくい環境となってしまうのである。
山田貴広は大村秀章愛知県知事の代弁者として対応している。
さすれば、残念なことに愛知県は不正に対する組織のガバナンスが適切に機能していないことを山田貴広が露呈してしまったということである。
2015年12月22日
その後も山田は、「(妨害を具体化した150項目は)100%正しいという風には思ってない。」 「それぞれのその解釈なんで。その同じ状況であってもその角度が違うと、なんというか、どっちが正しい、正しくないということ、〇か✖かってことではないんですけど、グレーな部分を黒としているときに、グレーな部分はグレーのままであったり、白になったりということはあると思うんで。例えば言った言わないとかですね。こういう強い言葉を言ったとかですね。それは本人にとっては強いと、受け取った方はそう思っているかもしれませんけど、言った方はそうじゃないというケースもありますし。」などと、音声データが証拠としてあることも知らずに饒舌に話し続け、取り合おうともしない姿は滑稽でしかなかった。更に山田は、「真意は伝わらないもんですから。ここまでは言ってないんだということにする必要があると思うんですよ。」と、まさに白でも黒にすると独裁的発言をしたのである。山田は、「中央(コンサルタンツ)の方の施工監理員と私、直接会ってないですけれども、どういう状況で、やり取りがあったのか直接聞いてはないんですけど、」 「知立(知立建設事務所職員)の話を聞いてると、まあ…、うん。一方的に、一方的にって言う風には、理解と言うか、聞こえなかったもんですから。うちの発注者側(矢野勝也)が一方的に悪いという風には聞こえなかったんですよ。」と中央コンサルタンツ 矢野勝也が発注者側であると失言するありさまであった。要するに工事監理業務委託の受注者側であるはずの矢野勝也は発注者側の山田貴広と一心同体となっているわけであるから調査など形ばかりであることが確信に変わった。更に山田は、当社従業員に対して、「一方的に相手(矢野勝也)が悪いと思われてるんですか。こっち(当社従業員)にも何かあるとかそういう風には思われていないんですか。」と矢野勝也の不正の調査どころか矢野勝也と面会すらしていない山田貴広が、当社従業員に原因があると問いただす不誠実な発言は馬脚を現すこととなった。
別件の訴訟で被告中央コンサルタンツ及び被告矢野勝也は「本件工事の工事請負契約の履行についての指示、承諾又は協議についての権限は、当然に専門監督員である三宅安が有する権限」と主張して矢野勝也には権限が無いと言うのである。だとしたら無資格(建築)で勉強中の身である、技術的力量が無い、三宅安が請負金額、1億5千万円超の工事の指示権限を行使することになるが、そのようなことは社会通念上ありえないのである。(XXIII 甲118号証参照)三宅安も自業自得とはいえ “同じ仲間で同じ監督員” の中央コンサルタンツ及び矢野勝也に裏切られるとは、惨めである。
不思議なのは中央コンサルタンツ及び矢野勝也が三宅安に責任をなすりつけても愛知県も三宅安も沈黙していることは、闇である。
愛知県の建設事務所長が係争中の加害者中央コンサルタンツに再就職していることにも留意すべきであろう。
2015年12月24日に山田貴広、北川善己と面談した。当社従業員に対して、「どういう形になるかわからりませんけど、年内に、あの、文書をお出しするつもりで今いますので。」と言いながらも結局回答はなかった。
後日、知人である議員に工事が進められない現状を相談し、議員は公園緑地課に現状を確認した。公園緑地課は「是正の指示をしているが(当社従業員から)回答が無い。」と虚偽の説明をしたことが判明したので、当社従業員は三宅安や矢野勝也による “是正の指示、回答” が無いので工事を進めることができないと言う理由をまとめた書類を公園緑地課に届けることにした。その後、議員が公園緑地課に連絡すると北川善己は「書類を受け取り次第、回答します。」「回答は先生に?」と聞き議員は「逸和工務店さんにするように」と告げた。2016年1月6日 当社従業員は、公園緑地課 野本敬弘同席のもと北川善己に「昨日議員から連絡があったと思います、その件について書類をお届けに上がった。」と書類の詳細を説明した。北川善己は、「はい、分かりました」と受け取ったにもかかわらずこれもまた回答をすることは無かった。国民に選ばれた議員との約束をも意図も簡単に反故できる北川善己とはまさに何様なのか、これもまた闇である。訴訟になると北川善己は「書類を受け取り次第、回答します。」と回答した事実はないと噓をつくのだ。そうなると議員が噓をついていることになるが良いかと返すと、 “理解の仕方は不知” と意味不明な回答でまたしても逃げ切ろうとするのが北川善己(よしき)である。
“三宅安、天谷重治、中西昌典、桜井種雄、野本敬弘、北川善己、山田貴広に告ぐ”
確かに当社従業員にも多少至らぬ点(原因)はあったであろう、だからといって三宅安らの仲間であり監督員である中央コンサルタンツ 矢野勝也と共謀して、いじめ、嫌がらせによる工事の進行の妨害(虚偽、隠蔽、捏造,改竄、改変、私文書偽造即ち犯罪行為)に加担したり、見て見ないふりをしたり、取り合わないなどをした、非道が許されることにはならない。全ての音声データを検証すれば一級建築士 矢野勝也、三宅安(やすし)、天谷重治らに原因があることは、歴然としているのである。しかして、当社従業員に行った悍ましい集団いじめなどを反省して、これ以上、国民の税金を無駄遣いすることをやめたいなどの良心があるのであれば今からでもおそくない。名乗り出て国民のために抗おうではないか。
闇から脱出せよ。
一般的に発生する内部不正は、【動機】【機会】【正当化】の3つの要素が顕在化したときに発生しやすいと考えられている。
今回の「闇」をあてはめてみた。
【動機】
追い詰められた本人は、問題を解決すべく不正行為を選択してしまう可能性が高まる。
矢野勝也、三宅安、天谷重治らは、変更した設計図書の計画変更(県約款第1条第3項、同20条、甲322)の手続及びその変更が決定又は発生した段階で確認済証の交付を受けた申請内容から計画を変更する際に必要である計画変更調書(甲323)の提出を怠ったことを隠蔽するため、なによりI社N(相関図参照)の発言のとおり「軽微な変更」にならない可能性があり、審査に相当な時間を要することになって矢野勝也、三宅安、天谷重治らの責めに帰すべき事由により工事が中断してしまうことを恐れて、計画変更(計画変更調書提出)もありえないとした虚偽発言を隠蔽する為(甲315)には単なる施工不良として当社にすべての責任を押し付けるという不正を選択したのである。
【機会】
承認フローが形骸化している、業務が属人化しているなどの環境も、不正が起こりやすくなる。
山田貴広
「騙されるも何も、一心同体でやっているので。」
【正当化】
人は不正を行うときに、良心や不正発覚のリスクを意識し葛藤すると考えらる。
正当化は、このような葛藤から不正を行う方向へ判断を傾かせる理由付けを指す。
山田貴広
「ここまでは言ってないんだということにする必要があると思うんですよ。」
「知立の話を聞いてると~うちの発注者側(矢野勝也)が一方的に悪いという風には聞こえなかったんですよ。」
「一方的に相手(矢野勝也)が悪いと思われてるんですか。こっち(当社従業員)にも何かあるとかそういう風には思われていないんですか。」
あっ!不正のトライアングルが完成した。(草)
「公園緑地整備工事(交付金)(仮称)油ヶ淵水辺の学習館建築工事」には交付金が交付されている。
即ち日本国民の問題でもある。
Part6予告 『裁判』
次回は9月11日配信予定です。
お楽しみに。